パブロフさんちの犬
~ 3つ欲しいのか!?このいやしんぼめ!! ~
『 パブロフの犬 』
パブロフ博士が、犬にエサを与えるときに必ずベルを鳴らすようにしたところ、エサが無くてもベルを鳴らすと犬がよだれをたらしたことから、条件反射の喩えとして用いられる
(はてなキーワード)
≪条件反射≫の例えに良くつかわれるこの言葉。
長年染み付いたルーチンワークは脳内を蝕んでるというお話。
でもこれ、別に犬に限らず人間でも起こりますよね?。
例えば梅干し見たらよだれ(私梅干しダメなので分かんない感覚ですが)。
例えば鰻の焼く香りを嗅いだらよだれ(高価なのでなかなか食べれませんが)。
ってか、例は両方とも≪よだれ≫じゃないか!。何事!?。
関係ないけど、漢字で『涎』って書くじゃないですか?。
でも『口の中に納まりきれない程あまり余って垂れてくるモノ』って考えると
意味合い的に『余垂れ』とかの当て字もありそうなのに、ないのね。
ふっしぎ ふっしぎ ふっしぎ~♪
…って、違う違う そぉじゃ そぉじゃな~い~(リーダー風に)。
涎の話じゃないのです!。パ・ブ・ロ・フ!!
そぉ、犬の話!…ん?
いや違う!。条件反射の話!!
で条件反射なんですけど、私にもあるよーって報告が今回の内容になります。
それでは、あまり構えず読み進めくださいまし~。
読み進めようという方だけ、続きを読むでGo !! (*'-^)b
~ 私の条件反射 ~
社会人になり、朝から仕事に行き、夜戻ってきて、寝て
また次の日の朝出掛けるというルーチンワークの日々。
こんな私ですけど、学生の頃は結構変化に富んだ日々だったのですよ?
例えば、学校行くふりして通学途中の公園で寝てたり、
学校の敷地内に入るも部室に直行してコッソリ寝てたり、
教室に入ったと思えば具合悪くなったと保健室に行って寝てたり、
たまに真面目に机に座ってるかと思うと授業中も寝てたりと、
ほら!変化に富んでる日々でしょう?
でも一応一般的には大人と呼ばれる立場になり、
真面目に(?)毎日 出勤>仕事>帰宅>寝る のルーチンワークを繰り返してると
いつの間にか変な習慣が身に付いちゃってるんですよね。
そんな中の一つにこーゆーのがあります。
帰宅時、駐車場に車を停めてマンションに向かいます。
別に帰宅中とか車を停めるまではなんて事ないのですが、
なぜかマンションの姿が見えてくるとなんかいや~な感じになってきて、
マンションの敷地に入ると結構な割合で急に腹痛が襲ってくるのです。
それは俗に言う所の「便意」ってやつなのですが、
そいつが急激に私の天岩戸をノックしやがるのです。
それもかなり切迫した、強烈なノックです。
どんくらい強烈かというと、
どっかのポップスの帝王みたく帽子を抑えつつ、お尻をキュっと締めて
声高らかに「ポ~~~~~ウッ!!」叫んでしまうほど。
兎に角、このまま此処に居たら洩らしちゃいそうなくらいです。
そっからは定期的に襲ってくるノックと、ちょっと納まるインターバルを味わいつつ
自分の部屋の鍵を開け、トイレにDASH!!みたいな感じです。
いつからこんな風になったかは自分でも分かんないのですが、
いつの間にかなってしまってるんだから仕方ないです。
というか、帰宅する時は毎日戦いです。
ある意味、仕事中以上に真剣勝負です。
「負けられない戦いが此処に在る(`・ω・´)キリッ」みたいな感じです。
私の部屋はそこそこ上の階にあるのですよ。
なので部屋の階まで行くのは基本的にエレベーターで昇ります。
ただそこでふと思っちゃうんですよね、
≪万が一このエレベーターが急な事故で止まっちゃったら≫
≪万が一部屋の鍵を隙間に落としちゃったら≫
≪万が一部屋の鍵穴に粘土を突っ込まれてイタズラをされていたら≫
そんないやーなアクシデントを。
そんな不安を抱えて乗るエレベーターは、かなり生きた心地はしません。
もぉ1階2階と昇っていく度にドキドキします。
エレベーターの扉が開き、廊下とエレベーターの隙間を跨ぐ度にドキドキします。
部屋の前に着き鍵を鍵穴に無事差し込めるかとドキドキします。
天岩戸のノックは容赦なく、エレベーターもとんでもないストレスを与えてくる。
扉前に着いたら着いたで鍵穴に不安を覚え、切迫してるので手は震えて中々鍵が入らない事も。
扉を開けて部屋に入り、トイレまでの間に躓いてこけたりしないように
細心の注意をしてトイレに駆け込む。
なんというか、なにこの自己虐待。誰得なの?
こんな体質になんでなっちゃったんでしょうね…
…ってかどこのどいつのパブロフだ!
私を身体をこんな風に弄びやがって!!
まぁこんな風だから無事にトイレで任務を達成した時の
安堵感・充足感はかなりのものだし、
「あぁ、今日も無事に生き抜けました…」と誰ともなくに感謝もするし、
何よりも数々の苦難に負けなかった自分を褒めてあげたい。
ある意味これは、変化の少ない日々にアトラクションをという趣旨で
日々の満足度を無理やり上げるために自分に課した試練であり
ひいては退屈な日々の清涼剤とも成り得る一種の自己鼓舞なのかもしれません。
…とはいえ、こんな厄介なパブロフスイッチは無くなって欲しいというのが本音。
パブロフの犬状態を解除するパブロフスイッチの作り方を
誰か私に享受してくれないかね?(´・ω・`)
今日の結論:楽しいも生き甲斐。辛いも生き甲斐。