笹原流

結論:期待をしてはいけない。

怒られそうなことを敢えて言う

~ ふと思っちゃう事 ~

       注釈:今回は、はてなグループのやつに≪はてなHaiku≫ってのがあって、

           それのキーワード見てたらふと書きたくなって書いてます。

 

釜揚げうどん1杯ごとに1円を、開発途上国の学校給食として寄付する。寄付金はNPO法TABLE FOR TWO Internationalを通じてアフリカの子どもたちに学校給食(1食あたり20円)として提供する。

学校給食は、飢餓に苦しむ子どもたちの空腹を満たすだけではなく、小学校への就学率と学業成績の向上にもつながり、飢餓や貧困から抜けだすための良い循環をうみだすという

 

参照:丸亀製麺/うどん1杯につき1円を途上国の給食に寄付

 

 結構前からやってるボランティア活動。

私は丸亀に行ったら9割方釜揚げ食べてるので、

ほぼボランティアに協力してる感じですね。

 

 ちなみに私、追加でかぼちゃ天orさつま芋天。

ご飯ものでいなり一個も頼むので、

大体700円前後ですね、一食あたり。

 

 

 確かに飢餓に苦しむような発展途上国だと

勉学の大事さは理解していても、

生活を営む事が精一杯で学業にまで手が回らない事もあるでしょうし、

家族的にも食費が浮いて、その分楽になるでしょうし

本人的にもお昼食べた上に勉強もできるし

給食が食べれるから自ら進んで学校に来てくれるだろうし、

とても理にかなったボランティアだと思いますね。

 

 とくに、食事を扱う店が食事を通じて学業を普及させようという

なんというか、一本筋の通った感じが私は好感持てますね。

 

 それに、「とりあえずお金寄付しました。以上」みたいな投げっぱなしでなく

給食という確かな形になる事で、ボランティアに協力した人、

つまりうどんを食べたお客さんにも伝わり易くていいのではないかなと。

 

 

 ただね、私思っちゃうわけなんですよ。

たぶん他の人も薄っすら思ってるけど言わないだけな事を。

題名にあるように≪怒られそうなことを敢えて言う≫なので

ズバッと言っちゃいますけど…

≪コレってどー考えても餌付け…だよね?≫

 

 うん、分かりますよ。

発展途上国。何はともあれ食事が第一ですよね。

ひもじさで苦しむなんて悲しすぎる、それで命を失うとか切なすぎる。

それはほんと、よ~~~く分かりはするんです。

分かりはするんだけど…

…でも、餌付けだよね?

 

 

 「ご飯あげるよ~」と集めて勉強という技術を教える。

ご飯が貰えそうだから集まってきて、

ご飯が貰えるから勉強覚えて、

勉強したご褒美に給食貰えて…

 

 

 私ね、頻繁にうどん食べに行くし、この記事自体は結構前から知ってたのよね。

初めてこれを見た時の正直な感想が

「あぁ、高崎山*1たいだな…」

だったんだよね。

 

 餌が少なくなって、街なんかに行って迷惑かけないように

定期的に餌を与えて固定する。

固定されたら観光スポットになるので収入も入る。

害獣であるはずの物で収入を得る。

街としても害獣の被害が減る(0は難しいだろうしね)。

正に獣にも人にも ≪WinWinの関係≫ じゃないですかね?

 

 

 このボランティアも、子供の分労働力が抜かれるけど

代わりに食費が浮いて、子供に技術が備わる。

子供の労働力にどの程度依存してるかにもよるけど、

でも「給食食べに行く方が損」にはならないだろうし、

寄付側もネームバリューになるとおもう。

寄付する側も受ける側も得をする素敵な関係だとは思う。

 

 でも、どんなに表現方法変えても、餌付けでしかないんだよね。

 

 

 受ける方は「ご飯を、勉強をありがとう」って素直に喜んでくれてるとは思う。

でも、もしある程度生活が安定してきたとして、あの給食の日々を思い返した時に

返しても返しきれないたくさんの感謝はあるのだけど、

       どこかに調教されたのかなーというもやっと感≫

を、あの子達が感じないといいなぁと思う訳なのです。

 

 

 まぁ例え調教であろうが生きるためには甘んじて享受するだろうし、

ボランティアって言えば響きはいいけど、結局はそーゆーものだと思うし、

今更こんな事言う事自体が無駄で不快でしかないのは分かってるんだけど、

店内のポップに写っている笑顔で給食食べてる子供見てると、

「私の食べたこの釜揚げでこの子を餌付け…」って思っちゃって

その写真を見えないように、つい向きを変えちゃうのですよね。

 

 

 …ま、だからといって釜揚げ食べるのをやめるつもりはないし(だって好きだし!)、

私の食べた釜揚げで1円ずつでも届けてほしいし、

それがあの子達の笑顔に繋がるといいなと、当然思うんだけどね!

 

 

 

 それはそれとして、≪はてなHaiku≫の

『怒られそうなことを敢えて言う』で使われてる短文ネタ。

それ使えば十分ブログ1本書けるのになぁ。

MOTTAINAI(勿体無い)

 

 そんな訳で、≪はてなHaiku≫に短文で投稿せず

敢えてここ(ブログ)で長々と書いてみる。

限りある資源(ネタ)は大事に使わないとですね♪(´・ω・`)

 

 

 

 

 

 

今日の結論:考えすぎると何事も悪く考えちゃいますね。

                     …ん?。私だけ???

 

 

 

*1:大分市別府市の境目に位置する標高625mの高崎山は古くからの野生のニホンザル(国指定天然記念物)の棲息地として知られていました。高崎山自然動物園は、この野生のニホンザルを餌付けして1953年に開園したものです。