笹原流

結論:期待をしてはいけない。

定番で凶悪な二択の話

”仕事と私” 論

 

※注釈:便宜上男と女で書いてますが、男女立場逆転でも

    女x女、男x男でも、ご自分用にカスタマイズしてください

 

 

 

 

 

 男女のいざこざでよく聞くお話。

 

女「私と仕事、どっちが大事なのっ!?」

 

 この質問をされた男性は「そんなの君に決まってるじゃないか」とか

「仕事なんか仕方なくやらされてるだけだよ」とか、

とにかく相手を全肯定するべきです。

 

 それと、照れとか色々理由もあるでしょうが、躊躇なく即答して下さい。

もぉベルトコンベヤーで流れる弁当箱に卵焼きを乗せる如く

何も考えずに即答できる位が理想です。

 

 躊躇=仕事に少しでも天秤が傾いている なので

相手の女性は決していい顔はしませんし、

むしろ「なんで迷うのっ!?」と火に油を注ぐ羽目になります。

 

 まぁ、即答したからといって女性の機嫌が直るとはまず思えませんが

これも一種の社交辞令だと思って即答するべきです。

結果は二の次、とりあえずそぉ答えなければ詰むだけなのですから…。

 

 

 ただ実際問題、この二択をされて女性を選ぶという事の意味を

質問者の女性は本当に理解しているのでしょうか?

 

 仕事をそんなどうでもいい理由でおざなりにするならば、

当然会社も男性を簡単に切り捨てるでしょう。

 

 そして仕事を失った男性を女性は己の責任として

男性の人生をずっと面倒見る、そんな覚悟はちゃんとあるのでしょうか

 

 仕事をしない代わりに愛を囁くだけのニート、

時間と共にどんどん劣化していく生きてるお荷物、

そんなものにこれからずっと魅力を感じ続け、養い続ける、

そんだけの揺るがない愛情と献身を本当に持っているのでしょうか?

 

 つまりこの質問をするという事は、

この瞬間の癇癪の解消と、今後の二人分の人生を自分で背負うという

どー考えても割の合わない二択を自身に迫っている、という事なのです。

 

 …どちらを選ぶのが二人のためなのか?

考えるまでもなく、「仕事」が正解なのです。

 

 

 じゃあなんで、こんな風に答えは分かり切ってるはずの質問なのに

それでも女性は理不尽な不正解を求めてくるのでしょうか?

 

 実際、仕事が自分の恋敵だと思い込み、

本気で二択を迫ってる女性は稀でしょう。

(ってか、本気で迫ってる人は…ごめんなさい、理解不能です)

 

 もっと問題なのは、仕事を理由にしている男性の方なのです。

仕事だったら仕方ない、仕事といえば納得してもらえる、

そんな安易さが腹立たしいのです。

 

 つまり分かりやすく言いかえれば、

「仕事を言い訳にしないで」

って事なのです。

 

 そして、常識的に考えたら仕事と答えるべきところなのに

そこを敢えて「私」と答えてくれた!

…そんな普通ならあり得ない優越感に愛を感じたいのです。

 

 なので事実はどぉであれ、不満にさせた事は揺るがないのですから

事実を曲げてでも思いやりを持って即答で答えて少しでも安心させる事、

それこそがお互いにとってのベストアンサーなのではないでしょうか?

(…とかうまい具合にまとめてみる)

 

 

 

 

 

 

 

 これを踏まえて、この質問をされて相手がウザくて仕方なくなった、

こんな風に自分が自分がな我が儘な子とは思わなかった、

もぉいい加減疲れたよ、パトラッシュ…

そんな風に思ってしまった貴方っ!

 

 即答で「仕事に決まってるだろう!?常識的に考えて!!」と答えれば

すんなり破局出来ること請け合いです。おめでとうございます 

 

 

 

今日の結論:蛇足で台無し